２００６．９．５
　
　８月の下旬にNHK「本因坊秀策」が再放送されました。見終わって、改めて感動を深くしたのはよかったのですが、それ以後、対局では負けてばかりです。中でも、「耳赤の一手」 が気になって中盤での戦いに難渋しています。（考えすぎて時間ばかり経過するのです。）秀策でもない私がそんなにいい手を思いつくはずもないのですが、対局中は、秀策にでもなったような気になってしまうから不思議です。これでは負けるのは当然だと反省をしています。 しかし、負け続けることによって新しい世界が展開するのではないかとひそかに期待をしています。夜明けの来ない夜はないと念じて今夜も負けています。

怪我とネット碁
　　　　　　　２００６．８．１３
　 　先日、猛暑の中、息子と水泳に行ってきました。静岡市の郊外にある大浜公園プールという歴史あるプールでクロールや平泳ぎなど楽しく泳ぐことが出来て、体力に自信をもったりしました。
　得意になっていたところが、駐車場へ向かう時、松林の小道で松の根元に躓いて打撲傷や擦過傷でひどい目にあいました。
　数日間は、部屋の中で安静。そんな折に支えとなってくれるのがパソコンで、中でもネット碁は、いつもと同じようにできます。怪我のために操作は多少遅くなりますが、その為に良く考えるようになって、以前よりも勝率がよくなったようでした。起動するのも、マウスを動かすのも指先の操作で済みますし、特に力を込める必要はないわけです。頭のほうは、囲碁以外は考えなくてもいいわけですのでかえって働くのでしょうか。
　パソコンが弱い立場の人間の味方になってくれることを体験しました。これから老いを迎える小生にとって心強い味方を持っているような気持ちです。

ネット碁自己紹介
　　　　　　　２００６．８．１４
　会員の方々の自己紹介に盛り込まれたメッセージからさまざまな連想が沸いてきます。
■　自信をお持ちの方の自己紹介。（自信のない私にとって励みになります。）
　　　「日本棋院選手権戦第二位（愛知県）朝日10ケツ戦第四位全国大会７回出場日本棋院六段S56.3.1」････すごい方ですね。
　　 「碁を通して人生を磨きたい」････一途な気持ちが伝わってきます。
　　　「楽しくも激しい碁をめざしてます。」････囲碁への取り組みが違いますね。
　　　「やわな手は、打ちません。いざ勝負。お覚悟あれ。」････真剣勝負の気合がユーモラスです。
　　　「埼玉県ベスト１６を目指して」････気合が入っていますね。
　　　「街の囲碁クラブの常連です」････こういう方って強いですね。
　　　「会社の囲碁部で、三段で打っています。宜しくお願いします」････自信にあふれていらっしゃるのが羨ましいです。

■ ご謙遜なさって自己紹介をしている方も多く見受けられます。
　　　「弱いのに性懲りもなく、何回でもやりたがる。」････この気持ちよく分かります。下手な横好き、私も同じです。
　　　「さっぱり上達しない７０代の老人暴走族です。」････暴走族はバイクと囲碁に掛けていらっしゃるのでしょうか。

■　お住まいの地方もさまざまです。
　　　「北海道鍾乳洞町no13」
　　　「京都府北部の住人」
　　　「仙台より。5年振りの対局です」
　　　「赤味噌の三河、トヨタの豊田市在　63歳　庭畑耕作好き」
　　　「千葉市花見川区no10」
　　　「佐世保市在住です．」
　　　「Uwajima」････のようにハンドルネームとしている方もいます。故郷への愛着を誇りにしているのですね。
　　　　中には「東根温泉旅館　小関館を自営しており、たまに囲碁大会を開催しています。盤は10面あります。囲碁以外では、少年サッカーチームの監督をしています。」というようにコマーシャルをされている方もいるんですね。

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